家計の簡単節約術将来の家計に備えて
>老後の家計に備える

老後の家計に備える

今の日本は少子高齢化の影響で、年金減、社会保障費増という国の社会保障を頼りにすれだけでは現在はもちろん、将来は到底生活できない状況が見えてきました。
現在ですら貯金を取り崩して生活している方が増えている訳ですから、将来はさらに厳しくなるものと予想されます。
ただ、今の状況でも、値上げ、増税、格差社会の影響で、家計はぎりぎり。将来の事まで考えた家計を作るのは難しいものです。
そこで、低リスクで費用も小額で済み、なおかつ将来(老後)の家計に備える方法を模索してみました。

付加年金

付加年金は、国民年金に加入している人のみが対象で、国民年金の保険料に月400円上乗せして支払うと、もらえる年金が少しですが確実に、お得に増やす事ができます。
もらえる付加年金額の計算方法は、(付加年金を納めた月数×200円=1年間に付加年金分をもらえる額)
例えば、

  • 3年間支払うと年間7200円
  • 5年間=12000円
  • 10年間=24000円
  • 20年間=48000円

の年金が基礎年金に上乗せされる形で受け取る事ができます。
付加年金は、もらい始めてから元を取るのが大変早い年金で、2年間年金を受け取れば元を取れ、その後もらう額はプラスになります。5年間支払って10年間受け取るとしても10万程、10年間支払うなら20万円程もらえる額が違ってきます。
数年支払うだけでももらえる上に保険料もかなり安いので、国民年金を支払っている方で、個人年金の加入を検討しているならその前に、是非付加年金の加入をおすすめします。

財形年金貯蓄

貯金のコーナーでも少し紹介していますが、
詳しく紹介すると、
財形年金貯蓄の場合は60歳になってから、「年金」として20回~と積み立てた部分を小額ずつ受け取る貯蓄。
加入資格は55歳未満の会社勤めの方
積み立て方法は1000円単位からと無理なく積み立てができます。
また、普通の定期預金などは、金利に20パーセントの利子が課税されますが、財形年金貯蓄の場合は、550万円までは利子に課税されないため、ネット定期より若干金利は低いものの、都市銀行の定期預金よりも高い金利が期待できます。
財形貯蓄を利用する場合、勤めている会社が、給料の振り込まれる銀行と、財形貯蓄の契約をしている必要があり、個人で利用できないのが残念。

いずれの方法も、利用できる人が限定されてしまうのが残念な点。
家計が苦しい中で、将来に備えるのは難しいというのが、正直な意見です。
「老後の家計に備える」は、さらに調査、追記予定。


inserted by FC2 system