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節約しても最低限かけておきたい自動車保険

自動車保険を節約したい→補償内容を抑える事になりますが、自動車保険は、あまり抑えすぎると、事故を起こした時に、保険の意味がなくなるだけでなく、示談交渉などを自分でしなくてはならなくなる場合もあります。
平成14年の事故発生件数は94万7,169件,死傷者数は118万9,702人とかなりの数。
事故は誰でも遭遇する可能性があると考えていいでしょう。少しでも不要なものは節約したいものですが、補償内容はある程度、充実させておくべきだと思います。

自動車保険の主な種類

対人補償

交通事故により他人を死傷させ法律上の賠償責任を負った場合に、強制保険、自賠責保険(限度額3000万円)から支払われる保険金額を超えた部分を保障する保険です。
人身事故を起こして死亡、または重度の障害が残った場合で、被害者の年齢が若いと、自賠責での限度額、3000万円を軽く超える事も少なくないので、必ず無制限でかけておくべきです。

対物補償

交通事故によって、他人の財物に損害を与え賠償責任を負った場合の補償をします。
例えば、車同士の衝突事故などは典型的ですが、トラックの積荷や、自損事故で電柱、信号機など、公共物を損傷した場合も対物で保障されます。
外車や、トラックの積荷などで高級品を傷つけた場合の事を考えると、無制限でかけておいた方が無難です。

搭乗者障害

事故に遭って車に乗っていた人がケガを負ったり、死亡した時などに支払われます。
これは運転者も含まれるので、事故に遭って、自分がケガをした時でも、自分に過失があるなし関係なく保障されます。もちろん、同乗していた人の分も保障されるので、最低500万くらいはかけておいた方がいいでしょう。

人身障害

交通事故で本人や、家族がケガを負ったり死亡した場合などに、自分の過失割合関係なしに100%保障する保険です。
過失を問わず、自分が契約している保険会社から保険金を受け取ることが出来ます。
契約によっては、保険を掛けていない車に乗っている時にも、対象となりますが、高くつくので、なるべく契約自動車のみで加入しておくべきです。

無保険車障害

自動車保険に加入していない車や、加入していても保険が使用できない時、ひき逃げなどで相手の保険が使用できない時などに掛ける保険。
相手が任意保険に加入してない場合、ひき逃げなどで相手が判別できない場合は、無保険障害から保障されます

自損事故保険

運転者が単独で事故を起こした場合に、ケガをしたり死亡、障害が残った時に支払われる保険。また、事故を起こして自分が悪い場合、自分がケガをした時なども自損事故保険から支払われる場合があります。

車両保険

自分の車が破損して、こちらに過失がある場合は、全額保険は出ません。そういう場合には、車両保険から保険金を受け取る事ができます。
ただ、車両保険に限らず、車両に対する保険金は車の時価額(車を買った年数などによって金額が変わる)ので、中古車などで、5年落ち以上のものは、車両保険をかけておいても、あまり意味がなくなってしまいます。保障内容で、自動車保険を節約するなら、車両保険を多めにかけるかどうかだと、自分個人的には思います。(後にも解説しますが新車購入から1、2年くらいのものか、外国製の車などに限っては、かけておいた方が無難でしょう。
また、車両保険を使う場合免責金額(自己負担額)が5万~10万円程かかります。(免責なしの特約を付ける事もできますが高くなる)その事を考えると、なおさら車両保険は、付けてもあまり意味のないものだと、個人的には思います。


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