水道料金の仕組みと水の使われ方
水道料金も、電気料金と同様、使えば使う程1平方メートル当たりの従量料金(使用量に応じて一定額を支払う料金)は高くなります。
上水道の従量料金(1立方メートルあたり)
- 6~10立方メートル= 22円
- 11~20立方メートル= 128円
- 21~30立方メートル= 163円
- 31~50立方メートル= 202円
- 51~100立方メートル= 213円
- 101~200立方メートル=298円
- 201~1000立方メートル=372円
下水道料金
下水道料金は、ほとんどの地域で、上水道の使用量に応じて請求されます。こちらも上水道を使えば使う程、1平方メートル当たりの料金が高くなります。
- 9~20立方メートル= 110円
- 21~30立方メートル= 140円
- 31~50立方メートル= 170円
- 51~100立方メートル= 200円
- 101~200立方メートル=230円
- 201~500立方メートル=270円
- 501~1000立方メートル=310円
(0~8立方メートルまでの場合、560円固定になります)
電気料金と少し違う点は、水道料金の場合、5~10立法メートルの利用分は、基本料金の中に使用料金も含まれる事。
地域によっても違いますが、5~10立方メートル以内なら、従量料金はかかりません。
計算方法は、
水道料金=基本料金+{(使用量ー基本料金に含まれる使用量)×従量料金単価)}+下水道料金+消費税(税込み表示でない場合)
1立法メートルは1000リットル。
4人家族で1ヶ月の水道使用量の平均は約27000リットル。
何気なく利用している水道ですが、こうしてみると、意外と使っている事が分かります。
ちなみに、1リットル当たりの料金は、下水道料金を含めて
- 10立方メートルまでなら約0.13円
- 10立方メートル~20立方メートルまでなら0.24円
- 20立方メートル~30立方メートルなら0.3円
用途毎の水道使用量は、
- 洗面=手洗い1分間の使用で12リットル
- 歯磨き=30秒間で6リットル
- 食器洗い=5分間で60リットル
- 洗車=20分間で240リットル
- シャワー=3分間で36リットル
- トイレ(旧型)=1回当たり12~20リットル
- トイレ(節水型)=1回当たり8~12リットル
一般家庭での水の使われ方
- トイレ=28%
- 風呂=24%
- 炊事=23%
- 洗濯=17%
- その他=8%
風呂や炊事より、意外とトイレの方が水を使います。トイレの水は、風呂や炊事と違って、自分で水量を調節しにくいので、節約するのが難しい所だと思います。
旧式のトイレを利用しているなら、節約グッズの活用を是非おすすめします。